読書メモ 20100401
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    「とむらう女」作品社
    ロレッタ・エルスワース

    アメリカ開拓者時代。
    11歳のイーヴィと5歳のメイは、突然の病に、母を亡くしてしまう。
    姉妹のもとに、父の兄というフローラおばさんが
    手伝いにやってきてくれるのだが、
    イーヴィは母のことが忘れられず、おばさんに心を開くことができない。
    おばさんがしているという「おとむらい師」という仕事も、
    なんだか怪しそうで...。

    フローラおばさんの大きな心に触れ、
    成長していくイーヴィの姿が、
    植物の育ちや大自然の暮らしとともに
    ていねいに描かれます。

    いい物語なのだけれど、「大草原の小さな家」に夢中になった私には
    生活の描き込みぶりがやや物足りなく、それが残念。

    ☆☆☆



    「もみの木」新教出版社

    アンデルセン作、もみの木の一生の物語。
    すばらしい幸せを願いつづけたもみの木は、
    クリスマスツリーとなった後、屋根裏部屋に打ち捨てられ、
    枯れ果て、最後は薪となって燃え尽きる。
    童話と呼ぶにはあまりにも複雑な余韻を残します。
    バーカートの繊細な挿絵も含めて、
    何回も読み返し、ゆっくりと味わいたい本です。

    ☆☆☆☆


    「オール・マイ・ラヴィング」
    集英社
    岩瀬成子

    ビートルズ来日前の1966年。
    東京から遠く離れたその町には、
    ビートルズファンはたった二人しかいない。
    中学生の喜久子は、そのうちの一人だった。

    思春期の熱情や不安を、周囲の人たちの人生模様と重ねながら
    細やかに、やさしく描き出す。
    何かに夢中になって、うれしくて、つらくて、苦しくて、幸せで
    叫びだしたいような、そんな気持ちを持ったことがある人ならば、
    きっと、この物語を好きになるのではないかしら。
    著者のほかの作品も読んでみたくなりました。

    ☆☆☆☆
    | anomom_s | - | 19:34 | - | - |
    ヨヨヨ
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      今日は午前中、整形外科。
      レントゲンを撮って確認。まずまず順調とのことでした。
      家に帰ったら、あきらが、お年玉の中から、3つに折りたたんだ
      1000円札を2枚くれました。
      「お金いっぱい使っちゃっているみたいだから」
      って。

      ヨヨヨ・・・。
      | anomom_s | - | 12:14 | - | - |
      ピンチ
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        金曜日の夕方、長男が自転車で転倒して
        利き腕を骨折してしまいました。
        道にうずくまって動けなかったところを
        親切な方が連絡してくれたのです。
        急ぎ、車で駆けつけ、自転車(と長男)を積み込み、そのまま整形外科に。
        折れた箇所が悪く、手術になるケースが多いということだったのですが、
        とりあえず添え木で固定して、しばらく様子を見ることになりました。

        「一週間は、とにかく絶対安静に」

        と言われ帰宅し、一番困るのが、3歳の次男のこと。
        ふざけて、兄ちゃんにぶつかるってのは、大いにありえるっていうか
        一日中、そんなことばっかりしているのだから。
        「兄ちゃんは、今、怪我をしてて、だいじだいじだから
        ぜったいに側に行っちゃダメだよ」って話してきかせても
        納得できるわけがなく、
        ただ、自分がないがしろにされているという
        理不尽さに悔し涙を流しています。
        拗ねたり、怒ったり、いじけたり、劣等感にひたったり。
        叱りとばしてやりたくなるのだが、
        叱ったところで、余計こじれるだけだしなぁと諦めモード。

        怪我をした当人
        こっちはこっちで、絶望中。
        サッカーできない。勉強できない。
        絵をかけない。出かけられない。遊べない。
        ため息ばっかりついています。
        一緒に、ため息つきたいのは山々だが
        これとても、同じことで、
        ため息ついたところで、余計に憂鬱になるだけだし。

        本当に、災難ってのは突然です。
        仕事は向こう1週間お休みさせてもらうことにしたけれど、
        たとえば、あかりの散歩ひとつとっても、
        あきらとりょんち二人で留守番をさせて、
        行くなんてこともできない。
        どうにかこうにか、朝夕の散歩は連れていっているものの
        家の緊迫した雰囲気を感じて、
        あかりもストレスフルな様子。やや荒れ気味。
        家中が、不機嫌のただ中にあります。

        全治まで3ヶ月、どうやって家をまわしていけばいいのやら。
        パンク寸前の我が家。
        ピンチなのです。

        ピンチですが、本は読んでます。

        久田恵さんの新刊『ファンタスティックに生きる』
        印税はNPO法人の運営費になるということで
        自腹で買いました。
        感想はまたいずれ書きますが、彼女の書くものは
        とてもいいです。ふんわりと柔らかな中にも
        葛藤を乗り越えてきた人の強さがあります。







        | anomom_s | - | 17:51 | - | - |